怠惰な夜

流浪するピニャータと少しずるい毛布。

ピンクと灰色

年度が無事終わったのでスプリングクリーニングを開始。

いざやるとまあまあ要らないものに囲まれているな。

しかし人間てのは無駄というものが必要で、自分は無駄をたぶんかなり愛している部類なのだ。

まあでもそれも現実的には限界があるので、一年に一度か二度はわーっと目をつぶって片付ける。

 

2年前かそこらに部屋二つ分くらいのモノを捨てたことがある。あのときは「もしかして自分に必要なものなんて何一つないのではないか」と思い始めて、携帯とかも捨てようかと思っていた。家族がいなかったらもうちょっと危なかったかな、と今では思う。

 

 

 

桜が満開の木を見た。

なぜか毎年最初に桜を見ると息が止まる感覚に襲われる。高校生のときに読んだ「桜の森の満開の下」のラストシーンが浮かぶからだ。あのシーン怖いんだよな、すき。

 

天気がだんだん寒いと暖かいの気温の混ざり方が上手くなってきていて、違和感を感じなくなるほど溶けあったら、春だ。